備忘録:アクチュアリー試験CBT化について(20220311時点)

はじめに

アクチュアリー試験CBT試験の要領が公開されましたので、自分が思うところについて箇条書きでメモを残します。

実施時期、試験科目、試験範囲、受験資格、合格発表方法

こちらについてはほぼ変更なしと理解しました。特段何も影響はないように思えます。ただ「第1次試験は原則多岐選択式」の「原則」という箇所が気になりました。記述式等も今後考慮に入れていくということでしょうか。

受験料、申込手続き等

大きな変更点として、法人会員は個人で申し込む方法に変更になったことがありましたね。自分の予想するメリデメは以下のとおりです。

  • メリット
    クレカ支払いでポイントがつけられそう。
    (申込期間内であれば)自分の好きな時に申し込みができそう。
  • デメリット
    個人での申し込みなので、申し込み忘れに注意する必要あり。
    科目選択等を誤らないように注意する必要あり。
    会社で費用を補助してもらえる場合は自分で申請する必要あり。

CBT 会場に用意されているもの

問題用紙は紙で用意されないことから、問題文への書き込み不可となることが判明しました。1次試験では問題に書き込みながら解答を進めていたので、方針を転換せざるを得ない結果となりました。

用意されているもの以外で気になった点は、以下のとおりです。(別件でテストセンターで資格試験を受けて気づいた点等を共有します)

  • キーボードは安物(メンブレン?)のため、打ち慣れていないキーボードだと体力的に大変か?
  • テストセンターによって待合室等の大小に大幅な差がある。あまりに狭く試験会場で勉強できないようなテストセンターもあった。今後は時間ギリギリに入室することも検討。

試験会場に持ち込んで良いもの、(参考)今まで持ち込み可能だったもので持ち込み不可となるもの

ペットボトル、消しゴム、時計が持ち込み禁止になるのが不便な点と感じました。3時間の長丁場ですが、のどの渇きは我慢するしかないと感じました。

第2次試験の論述問題でのコピー、ペースト機能

これは素直にありがたく感じました。うまく使いこなして必要に応じて入力を省力化したいと思います。

その他

従来とは異なり、原則途中退室が不可になりました。考えられる懸念点は以下の通りです。

  • トイレ退室がOKとなったとしても、テストセンターごとでトイレの大小に差があります。他の受験生もいることから、従来通りすぐに用を足せるとは限らない(会場で差がついてしまうと考えるが、そこは問題ないと踏んでいるのか)。
  • 試験の難易度を確認して途中退室を行い、別の試験勉強を行うという作戦が使いづらくなった。試験前の出来を踏まえて、事前に諦めるか挑戦するかを選択する必要が出てきた。